東京都日野市の新築外構工事の施工事例を紹介!【 トップガーデン 】

こんにちは、株式会社トップガーデン編集部です。

今回は、S様邸の新築外構工事の施工事例を紹介します。

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目次

【 施工事例 】日野市の新築外構工事

日野市S様邸の新築外構工事をご紹介します。

S様の敷地は前面道路が坂となった角地で、敷地は大きなところで2メートル近い高低差があります。
敷地内にできるだけフラットなエリアを作り、使いやすくするため、耐震性のある型枠ブロックを使用して家周りと敷地外周に土留め塀を設置しました。
型枠ブロックは、ブロック自体がコンクリートを充填する型枠になり、耐震性の高い土留めを作ります。
またブロック充填工法は、事前準備や打設時の調整が必要なコンクリート擁壁工事と比較して施工がスムーズなため、コストも抑えられる場合があります。

工事では既設の擁壁やブロック、フェンスを撤去して全体を整地し、各エリアの仕上がり高さを調整しています。
使用した型枠ブロックは、東洋工業の「TY型枠ブロック・コード」ダークブランです。
敷地外周は15センチ厚の「コード」の塀を設けて道路境界と敷地を仕切り、塀が低くなっている部分には完全遮蔽タイプの目隠しフェンスを取り付けて、プライバシーを確保しました。

駐車場は土間コンクリートでフラットに舗装し、排水を兼ねて幅広く設定したスリットには砕石を入れて仕上げました。

TY型枠ブロックは建築基準法など各種法令に準拠した、国土交通大臣認定(大地震対応型)の耐震強度を持つ化粧ブロックです。
型枠ブロックは、ブロック自体がコンクリートを充填する型枠となり、コンクリートの中性化を抑えて耐久性と耐震性の高い土留めを作ります。
また、TY型枠ブロックは土圧や高さに対応した厚みが用意されており、様々な意匠と色のバリエーションがあります。
スタイルや好みに応じた、デザイン性の高い統一感がある景観を演出できるため、土留めだけでなく、古い塀のリフォームなどにも最適です。

バルコニーの基礎を避けながら柱ぎりぎりにブロックを積み、できる限り広い駐車スペースを確保しました。間口側を広げることで、スムーズに車庫入れができるようにしています。
工事に当たっては、バルコニーの支柱基礎に干渉しないよう慎重に掘削し、掘削面を杭と板で保護する山留めを設置しました。
また、土圧がかかる家周りの型枠ブロックは18センチ厚の「コード」を使い、基礎は駐車場側に底板が入り込む逆L型で施工しています。

玄関側の既存の土留め擁壁は解体せずに活かし、ブラウンに塗装して、新たにフェンスを取り付けました。

スムーズに車庫入れできるよう、敷地間口はオープンに。駐車スペースは、奥が緩やかに高くなる勾配を設定しました。

機能門柱は、あらかじめS様にご用意いただいたものを設置しました。スリムなポールに照明、インターホン、ポストを集約したモダンなデザインです。
駐車場から玄関へアプローチする階段の蹴上げにも12センチ厚の「コード」を使い、全体の統一感を出しました。

階段の踏面は、滑りにくく足元が安定する刷毛引きで仕上げました。

階段の蹴上げ高さはスムーズにアプローチできる高さを設定し、玄関ポーチへ自然に繋いでいます。

バルコニー下のフラットなスペースには防草シートを敷設後砕石で仕上げ、外回りのメンテナンスを軽減しています。
防草シートと砕石を組み合わせた舗装は撤去が容易なため、DIYでのエクステリア施工や、将来的に庭を作るまでの仮舗装としても最適です。

山の手の住宅は眺望が良く閑静ですが、その多くが敷地内にフラットなスペースを確保するのが困難です。
コンクリート擁壁と比較して工事もスムーズで、場合によってはコストパフォーマンスも高い耐震性が高い型枠ブロックを使うことで、しっかりとした土留めを作ることができます。

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